Googleショッピングが与える日本の通販市場への影響

他のサイトと比べても、まだ始まったばかりのGoogleショッピングはコンテンツも少なく
不足している部分が目立つ。
これからどう発展していくかにもよるが、現状では他と同じレベルで比較することは難しい。

 

しかしこのGoogleショッピングには、以下に挙げる他のサイトにはない特徴がすでに見えて
いるのも事実である。

  • 出店料が無料なので、大手から個人まで他のサイトより多くの店舗が登録する可能性がある
  • Googleのお家芸である通常の検索エンジンの結果に商品が表示されるようになれば、元々のGoogleユーザーを取り込むことができる
  • Google自体の認知度が高いため、ユーザーがとっつきやすい

 

実際に、Googleショッピングが公開された際に「価格.com」の株価が急落するという事態が
発生している。
以下のサイトでは「今日の市場の評価は「Googleショッピングは価格.comにとって大きな脅威に
なる」ということ」を証明している、と紹介している。

 

引用:http://techse7en.com/archives/1396059.html

 

 

しかし同サイトでも取り上げられているように、Googleショッピングはいい意味では「シンプル」
だがある意味とても不親切である。
Googleのサイトやスタンスを見ても、これからYahooショッピングや楽天市場のようにコンテンツ
が充実していくとは考えにくい。
また独自の口コミ・レビューもないため、利用者が購入の参考にできるツールが少ないことから
日本人が好む形態で運用されることは難しいのではないだとうか。

 

この点を考えると、今後他のサイトの脅威となるまでに発展するかが難しいところである。

 

Googleショッピングに今後期待するもの

とはいえ、他のサイトと同じようなコンテンツ構成にしていたのでは個性がなくなる。
今後Googleショッピングがシェアを伸ばしていくためには、どんな方向性で行くべきなのか
また何が必要なのだろう。

 

前項でも述べたが、Googleには従来の検索エンジンサービスの経験とノウハウが確立されている。
この強みを、最大限に生かすことが重要である。
また店舗登録料が無料であることを生かせば、大手から個人まで他のサイトを超える数の店舗と
契約することが可能である。
(すでにGoogleは界ストアーとパートナー契約を結んでいる)

 

この2つの要素が合わされば、利用者はGoogleのトップページから購入したい商品を検索すれば、
膨大な店舗の商品が一度に表示され、他のサイトよりはるかに上回る数の商品が検索できる。
検索結果から直接それぞれの店舗のサイトにアクセスできるようになれば、さらに便利だ。

 

このように、他のサイトにはない「シンプルかつスピーディに、そしてわかりやすくネット市場
の商品ほとんど全てが検索できる」ようになれば、新たな形態のネットショッピングサービスと
して発展するのではないかと、考える。

 

いずれにしろ、Googleショッピングは今後何らかの形で発展していくだろう。
この試みが日本でどこまで通用するのか、他競合サイトとどのような攻防を繰り広げることに
なるのか、今後が楽しみである。

 

 

<参考サイト>
 http://techse7en.com/archives/1396059.html
 http://akibaryu.seesaa.net/article/167550182.html
 http://www.suzukikenichi.com/blog/google-japan-launches-google-shopping-and-google-merchant-center/